Ferdinand Smoldersplein 1, 3000, Louvain (Leuven), Belgique.
1893-1895 : Alfons Van Houcke : style néo-Renaissance flamande.
1954 : agrandissement : Ch. Emonts.
2005 : transformation en supermarché et en logement collectif.
ファーディナント・スモルダース広場1番地、ルーヴァン（ルーヴェン）、ベルギー
1893-1895年：アルフォンス・ヴァン・フッケ：フランドル式ネオルネサンス様式
1954年：拡張：Ch・エモンツ
2005年：小売店および集合住宅に用途変更
ルーヴァン市街中心部にある、元、郵便通信系の公共建築。郵便局と電信局と電話局の3つの機能設備を備えた建物で、19世紀末の竣工当時としては最新鋭の施設でした。ネオルネサンス様式という歴史的意匠を身にまとった建築が、最新技術の実用という役割を帯びていた点がおもしろい。
角の部分には塔が建っていて、これは電信塔として機能していたそうです。塔の高さはおよそ38m。
フランドル式ルネサンス様式だけれど、切妻は段々になっていたり渦巻き型になっていたりせず割とシンプル。
装飾が素敵な入口まわり。彫刻を手掛けたのはフランツ・フェルメイレンという彫刻師。なお、建物は2005年に郵便局としての機能を失って、いまは1階部分にスーパーが入った集合住宅になっています。
ヨーデン通りから見上げたながめ。
ファーディナント・スモルダース広場からの眺め。赤れんがの建物が続く、ベルギーらしいうつくしい景観です。
Référence
- « Hoofdpostgebouw », le site du gouvernement flamand, Agentschap Onroerend Erfgoed. [NL]
Photos prises en juillet 2017.
2017年7月撮影