Baron G.A. Tindalstraat 224, Borneo-Sporenburg, Amsterdam Oost.
1995-2000 : de Architekten Cie.
ティンダル通り224番地、ボルネオ=スポーレンブルフ、アムステルダム東部
1995-2000年:デ・アーキテクテン・シー
その名が表すとおり、くじらの形をした集合住宅。全214戸。各室への日当たりを考慮してこの形状になったのだとか。ボルネオ=スポーレンブルフ界隈再開発の端緒的かつランドマーク的建築物として、アムステルダムおもしろ建築群の先鞭をつけた建物のひとつだと思います。
くじらを支える柱たち。近くで見るととてもダイナミックでした。
中庭は半公共空間。外付けの階段も遊び心があります。
側面。外装はガルバリウム。微妙にランダムな窓の配置なんかも本当に巧み。
運河の反対側から。
赤い橋は、この界隈のもうひとつのランドマーク、ピトン橋。通称アナコンダ橋。ここから見るとくじらがアナコンダを食べようとしているように見える。
遠くから見るとたしかに、中庭にもちゃんと日光が届きそうな形状になっていることが分かる。建物自体は長方形なのですが、どこから見ても新しい発見とおどろきのある建築です。
Références
- « The Whale », le site de Architekten Cie.
- « The Whale », le site Architectuurcentrum Amsterdam.
- « Housing Block the Whale », le site Architectureguide.NL.
Photos prises en août 2018.
2018年8月撮影