13, Omiya Minamitajiri-cho, Kita-ku, Kyoto.
1966 : Tomoya Masuda : Modernisme.
京都市北区大宮南田尻町13
1966年:増田友也:モダニズム
京都大学大学院文学研究科の、主に内陸アジアに関する研究機関。設計は、独特なストイックさ(?)を持つモダニズムの建物を多く造った増田友也。真正面から見ると非常に寡黙で謎めいた外観です。
この建物の名前の元となったのは京都大学の内陸アジア研究者、羽田亨(1882-1955)教授。この記念館のなかには内陸アジア、西アジアに関する文献、研究書など約1万冊が収められているとのこと。貴重な施設です。
建物側面は連続アーチでリズミカル。ところでこの建物を訪れたときは晴天なのに雪が降っていて、撮影に苦労しました…。
窓のサッシュが非常におしゃれ。すりガラスで、採光はしつつ中は見えないようになっています。
建物は住宅街にあって独特のオーラを放っています。なお、以下にレフェランスとして挙げたブログ『建築図鑑II』さんのページにて2011年頃のこの建物の写真が見られるのですが、今よりももっと植栽に囲われていて、より研究機関っぽくてかっこよかったです。貴重な写真を記録、公開してくださっている『建築図鑑II』の管理人さんに感謝。
Références
- 「ユーラシア文化研究センター(羽田記念館)」、京都大学大学院文学研究科・文学部ホームページ
- 「ユーラシア文化研究センター(羽田記念館)」、『建築図鑑II』〔個人ブログ〕
Photos prises en février 2020.
2020年2月撮影