2, place de Chambre, 57000, Metz, France.
1040 : construction de la basilique Saint-Etienne.
Vers 1186 : construction de la collégiale Notre-Dame-la-Ronde.
Vers 1220-1240 : début de construction d’une nouvelle cathédrale par le remaniement des deux bâtiments ci-dessus.
1384 : achèvement de la nef : Pierre Perrat : gothique.
1478-1481 : construction de la tour de Mutte : gothique.
Première moitié du XVIe siècle : achèvement des travaux : gothique.
Seconde moitié du XVIIIe siècle : modification des façades et des portails : Jacques-François Blondel : néoclassicisme.
1840-1843 : construction de la tour du Chapitre (partie haute).
1874-1903 : remplacement et modification des façades et des portails par Blondel : Paul Tornow : néogothique.
1946-2015 : restauration entière.
シャンブル広場2番地、メッス、フランス
1040年:サン=テティエンヌ・バシリカ聖堂の建設
1186年頃:ノートル=ダム=ラ=ロンド参事会教会の建設
1220-1240年頃:上記2つの建物を改築する形での、新聖堂の起工
1384 : 身廊の完成:ピエール・ペラ:ゴシック様式
1478-1481年:ミュットの塔の建設:ゴシック様式
16世紀前半:新聖堂の竣工
18世紀後半:ファサードと扉口周辺の改築:ジャック=フランソワ・ブロンデル:新古典主義様式
1840-1843年:シャピートルの塔(高層部)の建設
1874-1903年:ブロンデルによるファサードと扉口周辺の取替、改築:パウル・トルノウ:ネオゴシック様式
1946-2015年 : 全体の修繕、修復
メッスの中心部に建つゴシック様式の大聖堂。ゴシックの精神を物語る、天を衝くいくつもの鐘楼や小尖塔、大きなステンドグラスなどで飾り立てられた荘厳な建築です。写真は、聖堂の南西側にあるシャピートルの塔を見上げたところ。高さはおよそ69メートル。その反対側、南東側にも鐘楼が建っているのですがそちらはミュットの塔で、高さおよそ90メートル。
サン=テティエンヌ大聖堂は度重なる増改築を経ているため扉口がいくつもあったり、2本の鐘楼が建物中央部に位置していたりと少し変わった平面配置になっています。13世紀初めに、すでにこの場所にあった2つの教会施設(サン=テティエンヌバシリカ聖堂とノートル=ダム=ラ=ロンド参事会教会)を統合して新しいひとつの大聖堂を建設した、というのが現存の建物の起源なので造りが変則的になるのもうなずけます。
西側のファサードに対して、斜め方向という不思議な位置にも扉口が設けられているのは、それが上述のノートル=ダム=ラ=ロンド参事会教会への入口であったことの名残。この扉口は聖母の扉口と呼ばれていて、1260年頃に造られました。
現在はこの聖母の扉口が大聖堂見学者への主要出入り口になっています。おびただしい彫刻でびっしり埋め尽くされていて圧巻。聖母の呼称が冠せられているとおり、子を抱くマリアや聖母永眠などが彫刻の主題となっています。これらの彫刻はオーギュスト・デュジャルダンによって19世紀末に制作されました。
南西側のファサードはもともとはゴシック様式であったものが、ジャック=フランソワ・ブロンデルによって18世紀後半、当時主流だった新古典主義様式に改築され、さらにその後の19世紀後半、様式の不統一の是正やメッスのドイツ併合という政治的変化のため、パウル・トルノウによって、ネオゴシック様式に改築されたという歴史を経ています。美学と政治の変遷に翻弄された建物といったおもむき。
こちらの彫刻作品もオーギュスト・デュジャルダンによるもの。主題は祝福するキリストや、最後の審判となっております。
みごとなフライング・バットレスも、パウル・トルノウによる修復・改築の業績。
すすけた外壁が建物の長い歴史を物語っています。なお、大聖堂で使われているこの特徴的な黄色い石材は、メッスの位置するモゼール地方名産のジョーモン石と呼ばれるもので、ジュラ期上層部の石灰岩だそうです。
教会内部もまた圧巻。身廊の高さはおよそ41mでフランスで3番目の高さを誇る規模です。ちなみにフランス1位はボーヴェ大聖堂(約48m)、2位はアミアン大聖堂(約42m)。この身廊を実現したのは、14世紀後半にかけて大聖堂の建設を指揮したピエール・ペラ。
ステンドグラスを通して外光が身廊まで差し込んできます。
側廊の様子。
内陣手前からの眺めも荘厳きわまりない。ゴシックの圧倒的空間に身を置くと、キリスト者でなくても神聖で厳粛ななにかが身体を貫くように感じられます。
こちらのステンドグラスは1504年に造られたもので、テオバルド・ド・リクサイムの作。うつくしい。
小礼拝所も当然のことながら、ゴシック様式。
周歩廊のステンドグラスも色とりどりでうつくしい。ちなみにメッスのサン=テティエンヌ大聖堂は、ステンドグラスの表面積がフランスで最大なのだそうです。その規模、およそ6,500平方メートル(!)とのこと。
聖堂の規模があまりに大きいため、こういったモンスターたちが小さくてかわいらしく見えてきます。
Références
- « Cathédrale Saint-Étienne », le site de la ville de Metz.
- « La cathédrale Saint-Étienne », le site du Diocèse de Metz : Église catholique en Moselle.
- « Cathédrale Saint-Etienne de Metz », le site Tout-Metz.
- « Cathédrale Saint-Etienne de Metz », le site Wikipédia.
Photos prises en décembre 2017.
2017年12月撮影