2014 : FORM / Kouichi Kimura Architects.
2014年:フォルム・木村浩一建築研究所
* Je ne peux répondre à aucune question concernant l’adresse de cette maison.
* I can’t answer any question about the location of this house.
※建物の場所に関する質問にはお答えできません。
滋賀県の住宅建築設計界を代表する人物のひとり、木村浩一による作品。同氏は、抽象的ともいえるような純化された形態でありながらも同時にどこか不思議と情緒的な詩情を感じさせもする(実際に氏の設計作品をいくつか見て抱いた感想です)、独特で魅力的な住宅作品をたくさん手掛けているのですが、その手腕がこの「窓辺の家」でもいかんなく発揮されています。
坂道を上ってゆくところにこの住宅は位置しているのですが、上り坂からさらに天を突くように聳えた、細長い垂直窓が非常に印象的でした。
フォルム・木村浩一建築研究所のサイト(下記リンク参照)から室内の様子もうかがえるのですが、平面的にも立体的にも変化に富んだ複雑な造りになっているようで、それが、分節された複数のヴォリュームで構成された入り組んだ外観にも反映されているように思います。
立体的な造形もさることながら、落ち着いた青基調の色彩もすてき。
Référence
- 「Works / 038. 窓辺の家 / Scape House」、フォルム・木村浩一建築研究所のサイト
Photos prises en mars 2025.
2025年3月撮影