1978 : Arata Isozaki.
1978年:磯崎新
* Je ne peux répondre à aucune question concernant l’adresse de cette maison.
* I can’t answer any question about the location of this house.
※建物の場所に関する質問にはお答えできません。
大分市内に建つ、1970年代後半の磯崎新の住宅作品です。住居兼診療所として使用されておりました。
幾何学的で左右対称な外観が目を引きます。壁がまっしろなのも、ファサードの幾何学的特徴を際立たせている気がします。
2階だけでなく玄関の鉄格子の上にもガラスブロックをもってくるあたりが独創的だなあと思います。
建物の写真を撮っていたら家主さんの親族の方が偶然そばを通りかかって、なんと、家の中を見せていただけることになりました。お言葉に甘えて、中を拝見させていただきました。なんと幸運な・・・。その節はどうもありがとうございました。
そのようなわけで、建物内部にお邪魔いたしました。吹き抜けで、光にあふれたとても素敵な玄関。
ゆるやかなカーブで仕切られた空間。立体的な抽象絵画とでも表現したくなるような面白い造りでした。
2階に至る階段。手すりのやわらかな意匠が非常に印象的。
2階から見下ろす。玄関は、格子の門のあとにも扉があるという仕組み。
半円形に配されたガラスブロックによって、光が絶妙な按排で玄関に入ってきます。
手すりや円柱まわりの意匠。
1階玄関わきには、磯崎新が設計したままの形での和室も残っておりました。正方形の窓の下の、おもしろい位置にコンセントが付いています。
裏口部分。一直線上の雨避け庇がかっこいい。
Référence
- 「磯崎新/作品」、ウィキペディア
Autre travail d'Isozaki Arata : 磯崎新の他の建築
Photos prises en avril 2020.
2020年4月撮影