Droogbak 1, 1013 GE, Amsterdam.
1924-1925 : Pieter Lucas Marnette : École d’Amsterdam.
ドロークバック1番地、アムステルダム
1924-1925年:ピーテル・ルーカス・マルネッテ:アムステルダム派
若い船員のための学校として1920年代に造られた建物。設計はアムステルダム市営繕課に所属していたピーテル・マルネッテで、シンプルなアムステルダム派の建築となっています。なお、この学校の名の元となったハルム・スメーンヘ(1852-1935)はオランダの政治家で、船員たちの地位向上に尽力した人物。
1989年ころから、この建物はドラッグ中毒者のための施設(更生・治療施設?)とスポーツ施設として活用されているそうです。わたしくがこの建物を撮っていたとき入口付近にちょっと近づきがたそうな人々がいたのはそのためだったのか、と納得。
赤茶色のれんがに映える白い窓枠、かっちりしたファサードの構成、唐突に挿入される曲線的造形などアムステルダム派の特徴がコンパクトにまとまっていて、いい建築だなあと思いながら写真を撮りました。
四角い要素と丸みを帯びた要素との、絶妙な組み合わせ。
れんがで造られた曲線がとてもなめらか!
Références
- « Mr. Harm Smeengeschool, (V.M.) School voor schipperskinderen, Droogbak », le site Amsterdamse School Platform Wendingen. (NL)
- « Monumentnummer : 518379 / mr. Harm Smeengeschool », le site Rijksdienst voor het Cultureel Erfgoed. (NL)
Photos prises en août 2018.
2018年8月撮影