フロリエプ ド サリス邸 : Hôtel Froriep de Salis

10 déc. 2023

Hôtel Froriep de Salis フロリエプ・ド・サリス邸


9, rue du Belvédère, 92100, Boulogne-Billancourt, France.
1924-1927 : André Lurçat : modernisme.
Depuis l'achèvement, de nombreuses modifications ont été faites.

ベルヴェデール街9番地、ブローニュ・ビヤンクール、フランス
1924-1927年:アンドレ・リュルサ:モダニズム
完成後、度重なる改築、改変

彫刻家のフロリエプ・ド・サリスのアトリエ兼住宅として、アンドレ・リュルサが設計した建物。リュルサはフランスのモダニズム建築の立役者のひとりで、ル・コルビュジエやロベール・マレ=ステヴァンス、ジョルジュ=アンリ・パンギュソンらと共に現代芸術家連盟(UAM)のメンバーとして名を連ねていた建築家です。ちなみに奥に見える、これまたすてきなモダニズムの住宅はレイモン・フィシェールの設計したマルセル・デュリの家

参照リンクとして下記に挙げたスミソニアン図書館のサイトにてこの建築の竣工当時の写真が見られるのですが、ファサードは扉や窓が付けられてかなり表情が変わってしまっています。時代の一潮流を物語るかのような、潔癖なほど平滑な外観が損なわれてしまって残念。ですが、隣の敷地との間に造られた入口へのアプローチ部分は改変されていないようです。

Références

Photos prises en septembre 2018.
2018年9月撮影