2007(?) : Nobuhiro Tsukada Architects.
2007年(?):塚田修大建築設計事務所
* Je ne peux répondre à aucune question concernant l’adresse de cette maison.
* I can’t answer any question about the location of this house.
※建物の場所に関する質問にはお答えできません。
白くて「ロ」の字型の住宅なので「ホワイトロ」、というすがすがしいネーミングの住宅。設計は、斬新で独創的な住宅を設計する塚田修大。個人的にはいまもっとも新作が見たい建築家のひとりであるのですが、寡作であるのが残念。
薄い直方体のど真ん中が中空になっていて、そこを囲うように住居空間が設けられているという驚異的な造りになっています。中はどうなっているのだろうと思ったら、下記リンクに挙げた『新建築 住宅特集』掲載の断面図によると、建物は半地下になっていて、下半分の空間が居間や台所、上半分が寝室となっていました。上下の空間をつなぐ階段室は、「ロ」の字を構成する1辺に収められているようです。さらに中空部分には開口がいくつか設けられていて、それが居間部分では天窓に、寝室部分では床窓(?)にもなっている模様。建物内部の写真もぜひ見てみたいものです。というより、住んでみたい。
中空部分は玄関兼テラスになっていて、外階段でそこに行けるようになっています。
建物の短手方向は狭くなっているので、廊下などはなく両壁の内側がそのまま居間や寝室になっているようです。
Références
- 「ロの字断面の構成 ホワイトロ」、『新建築 住宅特集』2007年12月号
Autre travail de Nobuhiro Tsukada : 塚田修大の他の建築
- EARTH HOUSE : アース・ハウス(2010)
Photos prises en novembre 2017.
2017年11月撮影