P184

18 mai 2025


William Barlowlaan et James Bradleystraat, Amsterdam.
2011 : Fact architects.

ウィリアム・バルロウ通り、ジェイムズ・ブラッドレイ通り、アムステルダム
2011年:ファクト建築設計事務所

アムステルダム近郊のアイブルフの住宅地に建つ家。設計は、アムステルダムに事務所を構えるファクト建築設計。

隅部に設けられた大きな窓が特徴的。角地で視界が開けているという敷地条件の利点を活かすべく、2階の隅窓からは水辺が、4階の隅窓からは夕日が眺められるようになっているそうです。すてき。

南東方向からの眺め。こちらから見るとけっこう細長い形状の敷地であることが分かります。敷地面積は140平米、延べ床面積は350平米となっていて、5階建ての建物とのこと。1階から3階部分は住居空間になっていて、吹き抜けがあったりロフトがあったりして変化に富む造りになっています。4階、5階部分は多目的に使える部屋になっていて、普通の居住部屋として使う以外にも、仕事場にしたり部屋貸ししたりすることも想定しているそうです。

入口扉入ってすぐの空間が吹き抜けになっていてそこに大きな窓もあるので、明るく開放的な玄関になっているのだと思われます。

建物はプレファブのコンクリート造になっていて、外装にはアルミが使われています。施工コストへの配慮も十分になされていそう。ところでファクト建築設計事務所のサイトにはこの住宅の詳細な説明があったのですが、どうしてこの家が「P184」という不思議な名前を付けられているのか、その理由は書かれていませんでした。なぞです。

Références

  • « P184 », le site du bureau Fact architects.
  • Architecture Guide : IJburg, ARCAM, 2013, p. 32.

Photos prises en août 2018.
2018年8月撮影