Muntplein 12/14, 1012 WR Amsterdam.
1480-1487 : construction comme porte de ville.
1618 : détruite par l’incendie.
1620 : reconstruction : Hendrick de Keyser : style Renaissance.
ムント広場12、14番地、アムステルダム
1480-1487年:市の城門として建造
1618年:火災による焼失
1620年:再建:ヘンドリック・デ・ケイゼル:ルネサンス様式
アムステルダム中心部、にぎやかな繁華街に建つ塔。
もとはアムステルダム市の城壁の一部として建てられたもので、当時は2本の塔だったそうです。その後17世紀初めに火災によって焼失し、再建の際は1本の塔として復活したのでした。
ムント塔の由来となった”munt”は、英語”mint”(鋳造する)のオランダ語。1672年、ルイ14世の侵略戦争の一環でフランス軍がオランダ領土を占領した際、貨幣の鋳造を許された場所がこの塔であったから「鋳造タワー」、すなわちムント塔と呼ばれるようになりました。
塔上部には38個の鐘が付いており、15分おきに鳴らされます。毎週土曜の午後には鐘付き師による演奏が行われるとのこと(時間の詳細は、紹介サイトによってばらつき有)。上部の8角形の部分は木造で、表面は鉛で覆われています。
塔の基壇部。ひとが通れるようになっている箇所の建物は19世紀に造られたもの。
塔の遠景。派手な色彩にあふれた街路が歴史的なタワーの方に抜けているのは、視覚的ギャップがあってたのしい。
Références
- Guus Kemme et Gaston Beckers (eds.), Amsterdam Architecture : A Guide, Thoth, 2018 [seventh éd.], p. 47.
- « Munttoren », le site Architectuurcentrum Amsterdam.
- « Munttoren », Wikipédia.
Autre travail de Hendrick de Keyser : ヘンドリク・デ・ケイゼルの他の建築
Photos prises en août 2018.
2018年8月撮影