Avenue de la Brabançonne 50, Bruxelles (Extension Est).
1898 : Armand Van Waesberghe : éclectisme (inspiré de l’Art nouveau).
ブラバンソンヌ通り50番地、ブリュッセル(東部拡張圏)
1898年:アルマン・ヴァン・ワースベルヘ:折衷様式(アール・ヌーヴォー風)
アンビオリクス小公園から続く並木通り沿いの、緑豊かな住宅街に建つ住宅。設計は、ブリュッセルで多くのアール・ヌーヴォー建築を手がけたアルマン・ヴァン・ワースベルヘで、1898年造。
調べてみたら、この建物の向かって右隣に建つ灰色とオレンジ色のれんがの建物も同じくアルマン・ヴァン・ワースベルヘの設計でした。よく見ると確かに、オレンジ色の水平帯状れんが装飾の高さが2軒で揃えてあって、ファサードに連続性が生じている。現地で見たときは、うかつにも気づかなかったです。
どちらかというとメルヘンチックな(?)かわいい家を建てることが多いワースベルヘですが、この家は割と質素なたたずまい。
とはいえ玄関周りの石材の、流れるようなラインはワースベルヘ的。
スグラフィット(彩色壁画)のモチーフは、下は、ちょっと分かりにくいですが右を向いた女性の横顔。上は図案化された植物模様。アール・ヌーヴォーのエスプリがただよっています。
きっちりとした書体でサインを刻むワースベルヘ。
Référence
- « Avenue de la Brabançonne 50, 52 », le site de la Région de Bruxelles-Capitale : inventaire du patrimoine architectural.
Autres travaux d'Armand Van Waesberghe : アルマン・ヴァン・ワースベルヘの他の建築
- Maison du Square Gutenberg : グーテンベルク小広場の家(1898)
- Maison de la rue Philippe Le Bon : フィリップ・ル・ボン街の家(1898)
Photos prises en août 2017.
2017年8月撮影