ボルネオ=スポーレンブルフ歩道橋(東) : Passerelle Borneo-Sporenburg (est)

30 janv. 2021

Passerelle Borneo-Sporenburg ボルネオ=スポーレンブルフ歩道橋


Panamakade et Stuurmankade, Amsterdam.
1998-2001 : West8 (Adriaan Geuze + Daniel Jauslin + Rudolph Eilander).

パナマ埠頭、ステュールマン埠頭、アムステルダム
1998-2001年:ウェストエイト(アドリアーン・グーズ+ダニエル・ヤウスリン+ルドルフ・アイランデル)

Passerelle Borneo-Sporenburg ボルネオ=スポーレンブルフ歩道橋

アムステルダムのボルネオ地区とスポーレンブルフ地区の間にかかる人道橋。赤い鋼がうねっているようなデザインでとにかく目立つ橋です。その容貌から、アナコンダ橋とかパイソン(にしきへび)・ブリッジとか呼ばれているようです。

アナコンダ橋

へびっぽく撮ってみようと思って撮ってみたら思った以上に本当にへびっぽくてびっくり。

橋の設計は、ロッテルダムを拠点として世界中で活躍するランドスケイプおよび都市計画アーキテクチャー、ウェストエイト(West8)。竣工は2001年。この橋の西側にはもっと傾斜がゆるくて自転車も通れる人道橋がかかっていて、こちらの設計もウェストエイト。これら2つの橋は、橋梁ファンやオランダデザイン愛好者たちや普通の観光客などが見物に訪れる観光名所にもなっている様子。

鋼材は溶接されてくっついています。踏面は木材。

このあたりはとてものんびりとした空気の流れる界隈で、猫が散歩していたり夏休みの少年が釣りをしたりしていました。いい雰囲気だなあ、としみじみ思いながら散歩しました。

高欄の片側に付いている触覚みたいなものは、照明。照明のデザインも非常にとんがっています。

ボルネオ=アイランドからの眺め。勾配に変化がつけられているのがよく分かります。

橋の頂部からの眺め。左の写真はボルネオ=アイランドを臨む図。右はスポーレンブルフを臨む。スポーレンブルフ側に降りる方向は、下りの傾斜が急で少しこわい。

細部いろいろ。

橋とわたくし。

近くで見るとダイナミックな形状なのですが遠景だと傾斜がゆるく、優雅な橋であるようにも見えます。

Références

Photos prises en août 2018.
2018年8月撮影