Oostelijke Handelskade et Veemkade, Amsterdam.
1993-1998 : Neutelings Riedijk architects.
オーステライケ・ハンデルス河岸、ヴェーム河岸、アムステルダム
1993-1998年:ヌーテリンクス・リーダイク建築設計
かつての港湾産業地帯で、1990年代の再整備後に住宅街となった区画に建つ集合住宅。
集合住宅の規模は、20階建てで地上高60m、総戸数68となっています。タワー部分がところどころ凹んでいて外観上のよいアクセントになっています。窪んでいる部分があることによって、住戸の間取りもヴァリエーションに富んだものとなっているようです。
見上げるとなかなかの迫力。上層階からの眺めはすばらしいだろうなあ。
建物は塔状部分と基壇部分とで構成されています。見事な L 字型!こうやって見ると、同じく港湾部の再開発地域に2018年に建てられた「ゴールデン・ゲート」はアイ・トーレンのオマージュであるようにも見えます。
基壇部分には商業施設がいくつか入っております。
そのうちのひとつ、アルバート=ハイン。オランダでよく見かけたスーパーで、旅行中わたくしも何度かお世話になりました。
外装に用いられているこの不思議な質感の素材はファイバーセメントなのだそう。それを、縦の帯状のアルミ材で取り付けているみたいです。
Références
- Guus Kemme et Gaston Beckers (eds.), Amsterdam Architecture : A Guide, Thoth, 2018 [seventh éd.], p. 224.
- « IJ-toren en winkelcentrum », le site d’ARCAM.
- « Housing block Ij-toren », le site Architectureguide.NL.
Photos prises en août 2018.
2018年8月撮影