アンフィテアトル開発地区の建物 : Immeubles de ZAC de l’Amphithéâtre

12 mars 2024


Avenue François Mitterrand et rue des Messageries, 57000 Metz, France.
2013 : ECDM architectes (Emmanuel Combarel + Dominique Marrec).

フランソワ・ミッテラン通り、メサジュリ街、メッス、フランス
2013年:ECDM建築設計(エマニュエル・コンバレル+ドミニク・マレク)

メッス市駅南東口出てすぐそばの開発地区に建つ現代建築。設計は、パリに拠点をかまえ、フランスを中心に数多くのオフィスビルや集合住宅などを手がける建築事務所、ECDM。同事務所は矩形の開口をきっちり並べる几帳面そうな(?)建物をよく造るのですが、そうした特徴がこの建物にも現れています。

アンフィテアトル開発地区のうちECDMが担当したのは2棟の建物。こちらの建物は商業施設と集合住宅の複合計画となっています。延べ床面積は約5,500平米。ECDMのサイトに載っていた平面図を見たら1階につき10戸が収められていました(階によって戸数は異なるかもしれませんが)。屋上の、ちょっと凹んだテラス部分には植栽も設けられているみたいです。

すっきりとまとめられた入口部分。

ECDM担当建築のもう1軒は上記建物の西隣にあります。こちらは商業施設とオフィスの組み合わせ。延べ床面積は約5,700平米。

水平の帯状のパネルが特徴的でありつつ、上層階に大きな開口がうがたれているのも目を引きます。

Référence

Photos prises en décembre 2017.
2017年12月撮影