Krijn Taconiskade 444, 1087 HW Amsterdam.
2007 : Claus en Kaan Architecten.
クライン・タコニス河岸444番地、アムステルダム
2007年:クラウス・エン・カーン建築事務所
アムステルダム東部、アイブルフの東側にあるオフィスビル。クラウス・エン・カーン建築事務所による設計で2007年に完成しました。同事務所のオフィスもこの建物に入っていたのですが、その後2014年、事務所の共同主宰者であるフェリックス・クラウスとケース・カーンはそれぞれ独立して、現在は違う場所に別々の事務所を構えているようです。
コンクリートの地に、同じ形状の窓が規則正しく並ぶといったシンプルでミニマリストな外観になっています。
外から見ると単純な空間構成に思われるのですが、じつは1階と最上階は天井の高さが他の階と異なっているとのこと。そうでありながらも窓の配置は同一なので、中から見ると窓の高さが階によってずれて見えるという仕組みになっています。画一的に配置された建物内空間をランダムな開口と外壁で囲う、というのは割とよくある建築手法な気がするのですが、この建物はその逆でおもしろいです。
北西方向からの眺め。こちらから見るとずいぶん薄い建物であることが分かります。
コンクリートがすべすべでうつくしい。
Références
- Architecture Guide : IJburg, ARCAM, 2013, p. 29.
- « Office Claus en Kaan Architecten », le site archiweb.
Autres travaux de Claus en Kaan Architecten : クラウス・エン・カーン建築事務所の他の建築
Photos prises en août 2018.
2018年8月撮影