Boulevard Général Jacques 151, Bruxelles (Ixelles).
1899 : Édouard Pelseneer : style éclectique + Art nouveau.
Date inconnue : modification de la façade.
ジャック将軍大通り151番地、ブリュッセル(イクセル地区)
1899年:エドゥアール・ペルセネール:折衷様式+アール・ヌーヴォー
年代不詳:ファサード改変
ブリュッセル建築旅行に際しての下調べでは特にチェックしていなかったけれど、前を偶然通りかかったときに気になって道路の反対側から撮影した建物。あとで調べてみると、ブリュッセルでアール・ヌーヴォーやブルジョワ的折衷様式や地域主義様式など色々な様式の住宅を建てた建築家、エドゥアール・ペルセネールの作でした。本当は建物の近くまで行って観察したかったのですが、両側4車線に加えて路面電車も走る大通りで横断が大変そうだったことと、次に見たい建築がまだまだ目白押しだったため遠くからの撮影で妥協してしまいました。ちなみに大通りの同じ側のすぐ近くにはエルネスト・ブレロによる住宅建築もあります。
窓廻りを飾るすてきなスグラフィット(彩色壁画)。これはオリジナルのものではなく、竣工後にファサードに加えられた改変によるものであるようです。参照リンク先にてペルセネールの手によるファサード立面図の原型が掲載されているのですが、これを見ると開口部の配置や形状以外の要素はけっこう変更されていることが分かります。それが設計者自身のものによるかどうかは不明。ただ、節度と調和の保たれた趣味の良い改変であると、個人的には思います。(えらそうな感想)
Référence
- « Boulevard Général Jacques 151 », le site de la Région de Bruxelles-Capitale : inventaire du patrimoine architectural.
Photos prises en juillet 2017.
2017年7月撮影
Autres travaux de Édouard Pelseneer : エドゥアール・ペルセネールの他の建築
- Maison les Hiboux : フクロウの家(1899)
- Maison Dricot : ドリコの家(1900)


