Stationsplein 9, 1012 AB Amsterdam.
1881-1889 : Pierre Cuypers, Adolf Leonard van Gendt et Leonard Johannus Eijmer : néogothique et style néo-Renaissance.
駅広場9番地、アムステルダム
1881-1889年:ピエール・カウペルス、アドルフ・レオナルド・ヴァン・ヘント、レオナルド・ヨハンヌス・アイメル:ネオゴシック、ネオルネサンス様式
アムステルダムの玄関口となっている鉄道駅。ネオゴシック+ネオ=ルネサンス様式の、壮麗でいて均整の取れた建築です。大きな駅なので多くの人々が行き交い、集まり、記念撮影をしたりしています。手前の、肩車してポーズをとっているファミリーが楽しそういいかんじ。
駅舎が建つ地盤は元々3つの島だったのですが、あいだの運河を埋め立ててつなげて、鉄道駅に使える大きな土地にしたそうです。地盤は8,687本(!)の木杭の上に築かれているとのこと。アムステルダム王宮について調べているときにも思ったのですが、地盤を支える杭の本数を正確に細かく記録するのはオランダ人気質なのだろうか。ちょっとほほえましい。
半円形の3つの浅浮彫は、航海と交易と産業の寓意だそう。
時計の文字盤やそのほかの浅浮彫、タイル模様なども非常に凝っていて見事。
駅舎中央部以外も、妻屋根やリュカルヌ(ドーマー)やれんが模様など見所がおおいです。
夜景もすばらしい。欧州の人々はとりわけ夜に建物をうつくしく見せる術をよく心得ているように思います。
連続したアーチがうつくしい駅舎内部。構内の写真をもっと撮っておけばよかったなあと後悔。
Références
- Guus Kemme et Gaston Beckers (eds.), Amsterdam Architecture : A Guide, Thoth, 2018 [seventh éd.], p. 118.
- « Amsterdam Central Station », le site de la ville d’Amsterdam (I amsterdam).
- « Gare centrale d'Amsterdam », Wikipédia.
Photos prises en août 2018.
2018年8月撮影