Rue de la Seconde Reine 5, Bruxelles (Uccle).
1933 : Louis Tenaerts : modernisme.
スゴンド・レンヌ街5番地、ブリュッセル(ユックル地区)
1933年 : ルイ・テナールツ:アール・デコ様式
たのしい幾何学的装飾がふんだんに盛り込まれた住宅。設計は、ブリュッセルのユックル地区を中心にアール・デコ、モダニズム様式の住宅建築を数多く造ったルイ・テナールツ。この家はテナールツの代表作といってもよいと思います。
れんがで装われた住宅が立ち並ぶなかにあってモダーンな感じで異彩を放っています。この住宅を調べていていま知ったのですが、手前側の向かって右隣りの家もテナールツが設計した建物でした。多作かつ多彩な建築家です。
この建築の施主はヴァランタン・マリというデザイナーであったそうです。ヴァランタン・マリについても少し調べてみましたが、詳しい情報は得られませんでした。このような家に住むくらいなのでさぞかしセンスの良い人物だったのだろうと思うのですが。
Références
- Isabelle de Pange, Cécile van Praet-Schaack, 400 Façades étonnantes à Bruxelles, Éditions Aparté, 2003, p. 123.
- « Rue de la Seconde Reine 5 Uccle », le site ARCHistory / Bruxelles, ville d'architectes.
Autre travaux de Louis Tenaerts ルイ・テナールツの他の建築
- Maison de l'avenue Coghen : コッヘン通りの家(1934)
- Maison de l'avenue Coghen : コッヘン通りの家(1935)
- Maison de l'avenue Coghen : コッヘン通りの家(1936)
- Maison du peintre Raoul Labarre : 画家ラウル・ラバールの家(1936)
Photos prises en juillet 2017.
2017年7月撮影