Rue Ernest Gossart 42, Bruxelles (Uccle).
1936 : Louis Tenaerts : Art déco (style paquebot).
エルネスト・ゴサール街42番地、ブリュッセル(ユックル地区)
1936年:ルイ・テナールツ:アール・デコ(客船様式)
ブリュッセル市内に、アール・デコ様式やモダニズムの住宅建築を数多く残したルイ・テナールツの作品。テナールツの住宅建築はいずれもモダーンで都会的で洗練されていて、ブリュッセルの街並みに華を添えています。多作な建築家なので、旅行中の滞在時間が許せばもっと色々な作品を見たいものです。なお、このゴサール街のすぐ近くには、同じくテナールツが設計したラウル・ラバールの家もあります。
1920年代末以降に流行した、船舶の意匠要素を建物の造形に適用する、フランス語では「パクボ」スタイルと称される様式が採用されているように見受けられます。
魅惑の角部分。
扉横の丸窓が船の舷窓を想起させます。シャープで幾何学的な意匠をまとった鉄細工も非常にすてき。
Référence
- « Rue Ernest Gossart 42 », le site louistenaerts.brussels / Bruxelles, villes d'architectes.
Autres travaux de Louis Tenaerts : ルイ・テナールツの他の建築
- Maison Valentin Marit : ヴァランタン・マリの家(1933)
- Maison de l'avenue Coghen : コッヘン通りの家(1934)
- Maison de l'avenue Coghen : コッヘン通りの家(1935)
- Maison de l'avenue Coghen : コッヘン通りの家(1936)
- Maison du peintre Raoul Labarre : 画家ラウル・ラバールの家(1936)
Photos prises en juillet 2017.
2017年7月撮影




