Rue Le Corrège 35, Bruxelles (Extension Est).
1899 : Édouard Ramaekers : Art nouveau.
ル・コレージュ街35番地、ブリュッセル(東部拡張圏)
1899年:エドゥアール・ラマーケルス:アール・ヌーヴォー
建築家のエドゥアール・ラマーケルスが自邸として1899年に設計した住宅。れんがや割れ石、ガラス、鉄など様々な資材を駆使した華やかな外観が非常に印象的です。
ラマーケルスは割とおとなしめのネオ・ゴシック様式の住宅をいくつか手掛けているのですが、意匠の派手さにおいてはこの自邸が突出しています。エドゥアール・フランキネやエルネスト・ブレロのように、自邸となると他よりもデザインにちょっと力が入ってしまう、ほほえましい感じの建築家だったのかしら。
出窓下の彩色壁画もまた見事。光り輝く太陽と、コウノトリが描かれています。
錬鉄による、複雑で精巧な鉄柵もまたすばらしい。
Référence
- « Ancienne maison personnelle de l'architecte Édouard Ramaekers », le site de la Région de Bruxelles-Capitale : Inventaire du patrimoine architectural.
Photos prises en août 2017.
2017年8月撮影