Prins Hendrikkade et Stationsplein, Amsterdam.
1990-1992 : Benthem Crouwel Architects.
ヘンドリク皇子埠頭、駅前広場、アムステルダム
1990-1992年:ベンテム・クラウェル建築事務所
アムステルダム中央駅のすぐ近くにかかる、歩行者と自転車利用者のための人道橋。設計は、アムステルダム市立美術館の増築やマウデル橋(の補強)、ロッテルダム中央駅など数々の建築、橋梁、インフラ施設を手がけるベンテム・クラウェル建築事務所。
橋脚土台から放射状に延びる鋼管が、リズミカルに橋を支持しています。「透明感があって軽やかで優雅」な橋を目指したという設計者の意図が実現されているように思います。なおアムステルダムにかかる橋にはすべて通し番号が振られているのですが、その表記によればこの橋は第387番橋となります。よく見ると、上の写真右端の床版にもその番号が記載されています。
それぞれの橋脚からは照明装置も、垂直にまっすぐ伸びています。橋の最高高さは水面から2.18mだそうで、アーチ下の船の通行を妨げない高さになっています。
橋は短い割にそれなりに高いアーチを描いているので自転車の通行には少々不向きであるとの指摘も、下記に参照リンクとして挙げたウィキペディアによると、あるそうです。わたくしが実際橋の通行を観察した限りでは、市民の皆さんはたくましく普通に上り下りしておりましたが。さすがT・デュムランやM・ファンデルプールを輩出した国です(唐突に自転車競技ファンの感想)。
走行路の区分けや向きは塗装で示すのみというシンプルな設定。
Références
- « Bridge Open Havenfront », le site du bureau Benthem Crouwel Architects.
- « Brug 387 », Wikipedia.
Autres travaux de Benthem Crouwel Architects : ベンテム・クラウェル建築事務所の他の建築
- Muiderbrug : マウデル橋(2010)
- Extension du Stedelijk Museum Amsterdam : アムステルダム市立美術館増築部(2012)
- Ponts à Ijburg : アイブルフの橋(2020)
Photos prises en
年月撮影





