Rue Saint-Quentin 30 et 32, Bruxelles (Extension Est).
1899 : Gustave Strauven : Art nouveau.
サン=カンタン街30番地、32番地、ブリュッセル(東部拡張圏)
1899年:ギュスターヴ・ストローヴァン:アール・ヌーヴォー
ブリュッセル市街東部の閑静な住宅街に建つ2軒の住宅。30番地の家と32番地の家、どちらもギュスターヴ・ストローヴァンによる設計で、どちらも1899年造。ストローヴァンの最初期の作で、このとき彼はまだ21歳(!)でした。上の写真は30番地の家。
鋳鉄による持ち送りや柵が見事。込み入って神経質そうな線細工というストローヴァンの建築要素の特徴はこの住宅からすでに健在です。
ちょっと暗くて見えづらいですが扉部分や扉上部にはステンドグラスもあります。
こちらは32番地の家。2軒隣り合った家でも意匠は特に統一されず、30番地の家とはまた違った趣きになっています。
32番地の家は上層階にステンドグラスが付けられています。
ドアの取っ手や縦の鉄細工がとてもすてき。
Références
- « Rue Saint-Quentin 30 », le site Région de Bruxelles-Capitale : Inventaire du patrimoine architectural.
- « Rue Saint-Quentin 32 », le site Région de Bruxelles-Capitale : Inventaire du patrimoine architectural.
Autres travaux de Gustave Strauven : ギュスターヴ・ストローヴァンの他の建築
- Maison Van Dijck : ヴァン・ダイクの家(1900)
- Maison Kwachet : クワシェの家(1901)
- Maison de Gustave Strauven : ギュスターヴ・ストローヴァンの家(1902)
- Maison De Beck : ド・ベックの家(1902)
- Maison de la rue de l'Abdication : ラブディカシオン街の家(1902)
- Maison du boulevard Lambermont : ランベルモン大通りの家(1910)
Photos prises en juillet 2017.
2017年7月撮影