バルベリーニ宮 : Palais Barberini

4 mai 2020

Palais Barberini パラッツォ・バルベリーニ


Via delle Quattro Fontane, 13, 00184, Rome, Italie.
1627-1633 : Carlo Maderno, Gian Lorenzo Bernini et Francesco Borromini : Baroque.
Actuelle Galerie nationale d'art ancien.

クワトロ・フォンターネ通り13番地、ローマ
1627-1633:カルロ・マデルノ、ジアン・ロレンツォ・ベルニーニ、フランチェスコ・ボッロミーニ:バロック様式
現、国立古典絵画館

Palais Barberini パラッツォ・バルベリーニ

ローマ教皇ウルバヌス8世が自分の甥のために建てさせた邸宅。ウルバヌス8世は、元の名はマッフェオ・バルベリーニといって、フィレンツェの貴族でした。最初設計にあたったのはカルロ・マデルノで彼が1629年に没してからはベルニーニが業務を引き継ぎ、設計を最終的に完成させたのはボッロミーニ。バロックの3大巨匠が手掛けた建築作品として貴重な文化遺産です。

ドーリア式の柱、トリグリフ、メトープがとても見事。

現在の主要入口となっている西側ファサードは、ベルニーニが設計したと言われています。1階はドーリア式、2階はイオニア式、3階はコリント式の柱という古典的な順序になっています。

建物を支える太い角柱。

蜜蜂はバルベリーニ家のシンボルなので、建物の色々なところに蜜蜂のモチーフが見られます。

トリグリフの間(メトープ)にも蜜蜂の彫り物が。

建物の下を通って、東側に出たときの眺め。この写真から見て左側に、よく手入れされた庭園が見られます。写真を撮っておけばよかった…。

パラッツォの入り口門も非常に立派。2つの門柱の上にある造形物が、3匹の蜜蜂をあしらったバルベリーニ家の紋章。

Références

Autre travail de Gian Lorenzo Bernini : ジアン・ロレンツォ・ベルニーニの他の建築

Autre travail de Francesco Borromini : フランチェスコ・ボッロミーニの他の建築

Autre travail de Carlo Maderno : カルロ・マデルノの他の建築

Photos prises en mai 2016.
2016年5月撮影

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