56, avenue Raymond Poincaré, 75016, Paris.
2002-2006 : Frédéric Borel Architecte.
レイモン・ポワンカレ通り56番地、パリ16区
2002-2006年:フレデリック・ボレル建築事務所
パリ16区の、割とにぎやかな通りに面して建つ集合住宅。フレデリック・ボレルによる設計。同氏は「脱構築的」という表現がぴったりな大胆な形状の建物を多く手がける建築家なのですが、この集合住宅の外観は比較的おとなしめ。
とはいえ、断片化されたような建物要素がくっつき合ってひとつの建築が形成されているかのような手法はこの建物でも健在。
建物は、サン・サクルマン・ド・ヴァランス女子修道会の跡地に建てられており、敷地奥の中庭にはその名残をとどめる緑地が広がっているそうです。その緑地の雰囲気が通りからも垣間見られるよう、建物を2棟構成にして合間に通路が設けられています。
通りから建物を見上げる。総戸数48という規模の集合住宅となっています。上層階は窓が大きくて開放感が味わえそう。
低層階部分は逆に開口が少なくて、防犯面やプライヴァシー面が配慮されているという印象です。
入口部分。上の方にある庇状の物体が気になる。なんだろう。
フレデリック・ボレルのサインと、ディヴェロッパーのコフマン・ブロードのサイン。
Référence
- « Paris Poincaré », le site de Frédéric Borel Architecte.
Autre travaux de Frédéric Borel : フレデリック・ボレルの他の建築
- Immeuble de la rue Oberkampf : オベルカンフ街の建物(1993)
- Immeuble de la rue Pelleport : ペルポール街の建物(2000)
- École maternelle publique Paul Abadie : ポール・アバディ公立幼稚園(2000)
- Immeuble de la rue Marie-Andrée Lagroua Weill-Hallé : マリ=アンドレ・ラグルワ・ウェイル=アレ街の建物(2008)
Photos prises en avril 2016, en janvier 2019.
2016年4月、2019年1月撮影