10, cours des Alliés, 35000 Rennes, France.
1993-2006 : Atelier Christian de Portzamparc.
連合国大通り10番地、レンヌ、フランス
1993-2006年:アトリエ・クリスチャン・ド・ポルザンパルク
レンヌ駅北側すぐにある複合文化施設。設計はクリスチャン・ド・ポルザンパルクで、ブルターニュ資料館、図書館、文化科学技術博物館の3つの施設を中核とした建築となっています。ちなみに「シャン・リーブル」とは「自由な場」という意味。
上階になるにしたがって面積が増えてゆくガラス張りの部分には図書館が入っていて、外からでも分かる通り、採光の良い閲覧室となっています。図書館は6階建てになっていて、蔵書は50万冊ほど。白い外装部分は光沢塗装されたアルミでできているそうです。
ばら色の石材のように見えるのは刻み模様を付けたコンクリートで、この平たい箱のようになった部分にはブルターニュ資料館が入っています。同資料館の常設展の会場構成を手掛けたのはクリスチャン・ド・ポルザンパルクの奥さんである、エリザベート。濃灰色の外観の上階には事務管理室が入っています。上階部分の外装は、くすんだ色になるようにした処理された亜鉛でできているそうです。
建物裏手。大きな建物なのですが、裏側もうまく変化が付けられて単調さを免れているように思います。
事務管理室に隣接している黒い球状の部分は、文化・科学・技術博物館のプラネタリウムの部分。
建物に近づくと、図上にそびえる図書館がけっこうな迫力。
主要入口。建物内部の写真を見るとすばらしい空間が広がっているのが分かるのですが、わたくしが訪れたときは朝早すぎてまだ開いておらず中に入れませんでした。そしてレンヌの他の建築を見て回っているうちに再訪する機も逃してしまい、残念。
Références
- « Champs Libres – Rennes », le site d’Atelier Christian de Portzamparc.
- Frédéric Edelmann, « Un pôle culturel signé Portzamparc à Rennes », Le Monde, l'article publié le 27 mars 2006, modifié le 27 mars 2006.
- « Champs Libres par Christian de Portzamparc », le site Le Moniteur.
Autres travaux de Christian de Portzamparc : クリスチャン・ド・ポルザンパルクの他の建築
- Le Conservatoire de musique Erik Satie : エリック サティ音楽学校(1984)
- École de danse de l’opéra de Paris : パリ・オペラ座舞踏学校(1987)
- Immeubles de la rue et de la place Nationale : ナシオナル界隈の建物(1995)
- Espace Lumière : エスパス・リュミエール(1999)
- Hôtel de Région Auvergne-Rhône-Alpes : オヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏庁舎(2011)
- Pont de Lumière : ポン・ド・リュミエール(2017)
Photos prises en février 2018.
2018年2月撮影